日々ログ

ただの日記です。

9月20日(火)

きょう大部屋から個室へお母さんが移ったと看護師さんから連絡があった。

 

 

 

お母さんは眠っていた。点滴も外されていた。看護師さんの話によると午前中はキョロキョロとあちこちを見回していたりベッドの柵を叩いたりしていたらしいけど、お昼になると眠ってしまうことが多いそうだ。

 

約2ヶ月ぶりの再会だったけど、このまま意志の疎通さえもできずに看取らなければならないのだろうか。お母さん、どうして私が会いに来ないのか、ちゃんと理由をわかっているのかな。娘に見捨てられたって思っていないだろうか。せめて僅かに残された時間のなかで一言でも言葉が交わせたらいいのに。

 

お母さんの手を触ったり握ったりいろいろやってみたけど、まったく起きることなく眠っていたお母さんを見て自分の中でなにか変化が起きたような気がする。なにか覚悟のようなもの。

でもまたすぐに揺らいでしまいそうな気もするけれど。

 

お母さんの手と私の手

 

お母さんの右手は青く浮腫んでいてちょっと冷たかった。