日々ログ

ただの日記です。

9月24日(土)

職場のすぐそばの病院に母が入院しているため、仕事が休みでも職場に通っているような感覚で母のもとに面会に行っている。だから休んでいるという感覚がまったくない。疲れている、とても。

食べ物を食べられなくなって薬の投与も完全にやめて5日目くらいだろうか。この5日間がとても長く感じられる。

 

 

今日のお母さんはきのうと違って目を開けていた。

なぜか酸素のチューブは外されていて時々ちょっと苦しそうな顔を見せる。なにかを探すようにあちこちキョロキョロしていたりして、私の方を見たときには目の焦点が合ったり合わなかったりしていた。

 

手を握ると握り返してくれたりもする。意外に力強くてうれしかった。

 

私が「頑張っているね」とか「今日も会いにきたよ」と言う意味を込めて頷くとお母さんも私の真似をして何度か頷いてみせたり、「帰っちゃダメ」と言わんばかりに首を振ったりした。

力を無くした手で柵を叩こうとしたり、私が病室に入って時間の経過とともにお母さんの振る舞いがなんだか興奮を帯びたもののように見えてきて、もしかしたら私のことを認識しているのでは?と思うくらいだった。

だからこそ病室を出るのが辛かった。

焦点の合わない目でなにかを探すようにあちこちキョロキョロしているお母さんを見て、ひょっとして私を探しているのではないかと思ってしまって、そんなお母さんを置いて病室を出なければならないなんて。

15分の滞在しか許されないなんてあまりにも酷じゃないですか?もうちょっと病院は残される側の家族のことも考えてほしい。

 

今日は自分の感情をうまくこのブログに表現できなかった。もどかしくて苦しい。