日々ログ

ただの日記です。

9月16日(金)

いつも通り普段通りに過ごそうと心がけていたのだけれど気持ちは空振りずっとせわしなく動いていた。電話が来るのが怖い。

昨日病状説明を受けるために病院へ行き、その時に同席していた看護師さんから抹消静脈路を見つけることが出来なくなったら、ーこれは薬の投与ができなくなることを意味するのだけどー、すぐに連絡しますねと言われたのだ。

抹消静脈路が見つけられなくなったら薬の投与ができなくなる。

そのあとどのくらいお母さんは生きられるのだろうか?

 

 

今朝はケアマネさんにどうしても聞いておきたいことがあったので電話した。

いつも施設に面会に行くと母は「家に帰りたい、家に帰って翌日に死にたい」と言っていた。それを叶えられるのなら叶えてあげたいと思った。だめもとで自宅での看取りは可能かケアマネさんに聞いてみた。

答えはNO。

理由を聞いて納得した、というか難しいだろうなとは思っていたからそれほどがっかりはしなかった。でも彼女が母の気持ちを代弁するのがちょっと腹立たしかった。

 

「お母さんもきっと娘さん(わたしのこと)に感謝してますよ」

 

なんでそんなことがわかるのかな?

ケアマネさんの今までの働きぶりにはとても感謝しているけど、お母さんが何を考え何を感じているのかなんて本人にしか分からないじゃないの。

 

それから点滴を止めたら1日から2日で死ぬこともあるとか、具体的な日数まで言わなくてもいいよ。本当に私たち母娘のためによく働いてくれたけど、人によって慰めの言葉って違うんだなあって、どんな言葉をかけるかでなんだかその人の何かが垣間見えるような気がした。